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院長ご挨拶 Greetings

太田 誠一郎
医療法人社団 三河島眼科医院
西日暮里眼科
院長 太田 誠一郎

眼科は赤ちゃんから高齢の方まですべての年齢の方の目を診させていただいています。それぞれの年齢の方に特有の病気があります。お子さんの近視や弱視、働き盛りの方の目の使い過ぎによる眼精疲労、高齢の方の白内障や緑内障、時には生涯にわたり見え方に影響してしまうこともあります。視力障害の原因がどこにあるのかを科学的に調べたうえでどのような解決策があるのかをなるべくわかりやすく説明するように努めています。学会や研究会を通して知り合ったその病気のエキスパートの先生に紹介もしています。

院内をバリアフリーにすることで車イスやベビーカーでも降りずに受診することができます。診療所に来ることができない方でも往診や訪問診療といった眼科在宅診療でみせていただいています。できるだけ眼科受診をしやすくして「見えるを守るお手伝い」をしていきたいと考えています。

経歴

1979年 開成高等学校 卒
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1985年 獨協医科大学 卒
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1985年〜1999年3月 獨協医科大学 眼科 勤務
(1989年8月〜1991年8月 ボストン大学 眼科 リサーチフェロー)
1999年3月 獨協医科大学眼科学教室 退職
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1999年11月15日  医社)三河島眼科医院  西日暮里眼科開院 院長就任
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2013年4月  荒川区医師会 理事就任
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2013年6月  医社)​三河島眼科医院 理事長就任
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2023年6月 荒川区医師会 会長就任

資格
  • 医学博士
  • 日本眼科学会 眼科専門医
所属学会
  • 日本眼科学会
  • 日本角膜学会
  • 日本角膜移植学会
  • 日本眼科手術学会
太田 誠一郎
医療法人社団 三河島眼科医院
西日暮里眼科
院長 太田 誠一郎
資格
  • 医学博士
  • 日本歯科学会 眼科専門医
所属学会
  • 日本眼科学会
  • 日本角膜学会
  • 日本角膜移植学会
  • 日本眼科手術学会

経歴

1979年 開成高等学校 卒
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1985年 獨協医科大学 卒
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1985年〜1999年3月 獨協医科大学 眼科 勤務
(1989年8月〜1991年8月 ボストン大学 眼科 リサーチフェロー)
1999年3月 獨協医科大学眼科学教室 退職
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1999年11月15日  医社)三河島眼科医院  西日暮里眼科開院 院長就任
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2013年4月  荒川区医師会 理事就任
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2013年6月  医社)​三河島眼科医院 理事長就任
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2023年6月 荒川区医師会 会長就任

小さな器官から多数の疾患に
つながる大切な「目」。
長く守っていけるように。

まぶたの病気(眼瞼疾患)

まぶたは表面は皮膚で覆われているので炎症を起こしたり腫瘍ができたりします。多くは眼科で対応しますが、中には治療に皮膚科医との協力が必要な場合もあります。まぶたの中で炎症起こすのがものもらい(霰粒腫・麦粒腫)です。薬による治療や外科的治療を行います。
最近増えているまぶたの炎症に帯状疱疹があります。片方のおでこからまぶたにかけて痛みを伴った水疱ができます。これは帯状疱疹ウイルスによるもので、炎症を起こした側の黒目にまで炎症が及んで視力障害を起こすことがあるので注意が必要です。発症してしまうと主に皮膚科での治療になりますが、予防のためのワクチンが受けられますので高齢の方は内科にご相談ください。
乳幼児ではまぶたが内側に倒れ込んでまつげが黒目の表面をこする眼瞼内反症が起こることがあります。学校健診で指摘されることもあります。年齢が上がってくると自然に治ることも多いので眼科医と相談してみてください。
高齢になってからの眼瞼内反症は手術が必要になることがあります。また、眼瞼下垂もしばしば手術は必要になることがあります。ただし、原因や程度によりますので、まずは眼科でご相談ください。

黒目の病気(角膜疾患)

黒目は外界に露出しているのでゴミが入ったり、傷が付いたりします。ゴミが入っているときはゴミをとり、傷が付いているときは目薬などで傷が治る手助けをします。傷に細菌が付くと強い炎症を起こして治るのに時間がかかったり、治った後も黒目に濁りを残して視力障害が残ったりするので注意が必要です。
黒目の傷で注意が必要なのはコンタクトレンズが原因になるものです。特に酸素透過性の悪いレンズでは傷が付きやすくなるのでコンタクトレンズの選択には眼科医のアドバイスを受けることをお勧めします。レンズの手入れが悪いとアカントアメーバ緑膿菌のような治療が難しく後で重篤な視力障害を残すような病原体に感染してしまうことがあるのでコンタクトレンズを装用している方は注意しましょう。
その他、角膜ヘルペス水疱性角膜症といった重症化すると角膜移植が必要になるような病気もありますので、目の痛みや、異物感が続くようなら早めに眼科を受診しましょう。

白目の病気(結膜疾患)

代表は結膜炎です。細菌、ウイルスと言った病原微生物に感染して充血、異物感、腫れなどを引き起こします。細菌感染の場合は抗生物質の点眼で比較的短時間で多くは治ります。一方、ウイルス性結膜炎、特にアデノウイルス結膜炎(流行性角結膜炎・咽頭結膜熱)エンテロウイルス結膜炎(流行性出血性結膜炎)といった結膜炎は感染症予防法上五類感染症に指定されており、さらに学校保健法上でも出席停止となる感染症にも指定されています。これらは感染力が強く、接触感染ですので点眼後など目を触ったらよく手を洗うこと、タオルは別にするなどの感染予防が必要です。家族全員がかかってしまうこともありますので注意しましょう。治るまで1週間~2週間といった一定の日数がかかってしまいます。
急に目が真っ赤になる病気の代表のひとつが球結膜下出血です。原因は特定できないことが多いのですが、ときどき高血圧によって発症したと考えられる方がいらっしゃいます。必要な場合は内科にご紹介し、血圧の治療を受けていただきます。

涙の病気

涙が少なくなる病気がドライアイです。涙の量や質を調べてその程度や種類により点眼加療や涙の管を医療材料でふさぐといった治療を行います。点眼治療で一旦、症状が軽くなっても目薬をやめてしまうとまた元に戻ってしまうことも多いので注意が必要です。さらに唾液まで少なくなったり消化管液分泌が少なくなったりという難病に該当するような重症例もありますので、その場合は内科と一緒に治療していきます。
逆に涙があふれてしまうという患者さんもいらっしゃいます。これも様々な程度や要因がありますが、涙の管が詰まってしまっていることがあります。涙の管を定期的に洗う事もありますし、完全に詰まってしまっているときは手術が必要になることもあります。その場合は種々のできる施設にご紹介をしています。

茶目の病気(ブドウ膜炎)

茶目は目の中にあり、前部の虹彩と後部の脈絡膜に分かれています。ここで炎症を起こすと虹彩炎、ブドウ膜炎と呼ばれる疾患を起こします。目が赤い、目がかすむといった症状で発症します。原因は様々ですが、内科的な病気から起きることも多く、まず原因を調べるために採血をさせていただきます。そこで内科的な病気が特定されれば内科で治療をしてもらうことになります。目の治療としては目薬による治療で症状が軽快することがほとんどです。ただし、重症例は専門の医療機関にご紹介し、治療をしてもらいます。時には入院が必要となります。
また、重症のブドウ膜炎では眼圧が上がってしまう緑内障を起こすことがあり、眼圧を下げる治療が必要になる場合もあります。ブドウ膜炎は内科的疾患や体質が原因になっていることも多くを再発がしばしばあるので一度治っても定期的な眼科受診をお勧めします。

水晶体の病気

目の中には水晶体と呼ばれる透明なレンズがあり、目のピント合わせをしています。この水晶体が透明でなくなるのが白内障です。光の通り道に濁りがあるのでうまく光が通らなくなり、視力でない、かすむ、まぶしいといった症状を起こします。濁りが軽度であまり日常生活に支障が無ければ目薬で進行を抑えながら経過を見ていきますし、見づらくて困ることが増えてくれば手術を考えます。手術が必要なときは当院では現在白内障手術を行っていないので手術できる施設をご紹介しています。からだに問題が無ければ通院で手術を受けられますし、内科的な問題などがある場合は入院での手術になります。入院といっても現在では入院期間はそれほど長くはありません。手術が終わればまた当院で経過を見させていただきます。

クリニックロゴについて About Logo

「ホルスの眼」
1980頃、​太田德士が​エジプト旅行にて
「目に​関係する​ホルスの​目を​購入」

「ホルスの眼」
守護・治癒・再生の象徴

「ホルスの眼」
1980頃、​太田德士が​エジプト旅行にて
「目に​関係する​ホルスの​目を​購入」
「ホルスの眼」と呼ばれるそのデザインは、左眼が月を、右眼が太陽を象徴しております。
左眼の月には、雲に隠れていた月が見えるようになること、また満ち欠けを経て満月に回復することから、「守護」「治癒」「再生」の象徴とされ、古くから魔除けや護符として用いられてまいりました。
この意味を踏襲し、患者様に寄り添い、守護神のように治癒や再生をサポートする眼科としております。丸みを帯びたフォントは、優しさや親しみやすさを込めたものです。
カラーには、清潔感やクリーンなイメージを表すブルーを採用いたしました。

沿革 History

1959
11月2日前院長(太田德士)が、​荒川区荒川に​
​「三河島眼科医院」​開院
1959開院後
德士の実家が岩手県材木町で太田薬局を営業していた関係で盛岡より従業員を多く採用。その為寮を併設し家族同様に寝食を共にしていた。
1962
 手狭に​なり数軒先へ​移転
​(従業員住込みの​木造医院を​建設)​
1969
 鉄筋4階建て​有床診療所​(2床)​寮併設に​建て​替え
1985
 医療法改正で​[一人医療法人]​制度創設の​ニュースを​新聞で​読み申請へ​動き出す​(太田德士)
1987
 医療法人三河島眼科へ​
1999
11月15日医社)三河島眼科医院 西日暮里眼科 分院を​荒川区西日暮里1丁目に​開設
2013
5月理事長太田德士​(満88)​死亡
2013
6月医社)​三河島眼科医院 西日暮里眼科 が​本院へ
太田誠一郎が​理事長に​就任
太田 德士
1925.8.27月生
●1950.3 岩手医専卒業
●1950.9 医師国家試験合格
●1951.4
東京医科大学病院 眼科学教室入局
●1959.9
東京医科大学病院
眼科学教室退局