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「科学的根拠に基づく診療を」

一般眼科

目は大切な感覚器官であればこそ、ちょっとした症状や、ほんの少し気になることであっても軽視すること無く、必ず眼科を受診していただきたいと思います。
ほとんど自覚症状の無いままに視力が大きく低下していたり、視野狭窄(見える範囲が狭くなる)が進んでいたりするケースも少なくありませんし、受診は早ければ早いほど、病状を早期に改善したり、進行を食い止めたりできる範囲が広がります。病状が進行してから治療するよりも、患者様ご自身の負担がずっと軽くなります。
万が一にも、目の病気が重症化することによって、仕事や学業、日常生活などに支障を来たすようなことが無いよう、ためらうこと無く、眼科を受診してください。
当院は、眼科「かかりつけ医」として、眼科疾患全般にわたる診療を行い、皆様の目の健康をサポートして参ります。

一般眼科

こんな症状はありませんか?

  • 目が赤い
  • 目が乾きやすい
  • 涙や目やにが出る
  • 目が痛い、かゆい
  • 目が疲れる
  • 目に何かが入っている気がする
  • 目がゴロゴロする
  • 目の奥が痛い など

こんな見え方はしませんか?

  • 物が見えづらい
  • 光がまぶしく感じられる
  • 何かが飛んでいるように見える
  • 物が歪んで見える
  • 物が二重に見える
  • 物が霞んで見える など
――以上のほかにも何か目に異常を感じた時は、気軽に眼科を受診してください。

 対象疾患 – 当院での検査内容と治療法の一例 –

※手術等の治療希望の方には対応可能な病院への「紹介状」を書いております。
―― 他疾患に関してのご相談も可能です。
気軽にご相談ください。

小児眼科

小児眼科は、一般の眼科とは少し役割が異なります。
大人がかかる眼科では、目の疾患そのものの治療が主となってきますが、小児眼科では、まだ目のしくみが完全には発達していない状態での治療となり、したがって大きくなってから正常な目の働きができるようにする、という観点が加わってくるのです。
子どもの視力は、だいたい6歳位までに完成してしまいますので、それまでに子どもの目の状態をしっかりチェックして視力を伸ばすことが、将来の「目」および「視力」にとって大切になります。

一度は眼科で検査を

子どもさんの目の障害は外見からはわかりにくいため、見過ごされやすく、なかなか気づきにくいものです。
個人差はありますが、3歳くらいになれば、ある程度検査ができるようになります。
視力が測れるようになったら、目の働き具合を確認するためにも、一度は眼科でしっかり検査を受けることをお勧めいたします。

こんな様子が見られたら受診を

子どもの斜視・弱視

斜視について

通常、物を見る時には、右・左の両眼が見ようとするものの方向に自然と動きます。斜視とは、両眼が同じ方向を見ていない状態を言い、お子様の2%くらいに見られる病気です。斜視は早期に治療しないと、弱視や複視(物が二重に見える)の原因になりますので、気になった場合は、早めにご相談ください。

弱視について

6歳くらいまでの視力発達の大切な時期に、目の病気(斜視や高度遠視、先天白内障など)や何らかの異常、けがなどが原因で視力が正常に成長しない場合があり、これを「弱視」と言います。
次のような症状はご相談ください

仮性近視

子どもの近視では、一時的な調節麻痺や緊張状態からくる仮性近視の場合があります。これは、本当の近視ではなく、近くを見続けることで水晶体が緊張状態になって膨らんでしまい、遠くの物が見えなくなっているのです。一時的に近視になりますが、治療が可能です。

– 弱視のお子様の治療一例-

3歳児検診「視力でない、
弱視の可能性」
視力検査
弱視専用めがね
(提携先:オグラ眼鏡・補助金あり)
つくることが可能
※弱視は6歳までに
治療開始する必要性があります。

ドライアイ – 当院で行う検査・治療 –

コンピューター画面を見る方が多くなっているためドライアイの患者さんが増えていると言われています。涙の量、乾きやすさ、コンタクトレンズ使用の有無などが関連するとされています。目薬や温罨法といった治療で効果が無いときは涙の流れ出る管を閉鎖して涙をためる治療も行います。

ドライアイの検査

涙の量を調べる検査としてはまず涙液量を測定します。まぶたに糸や紙をはさんで涙がしみこんだ長さを調べる検査です。
目の表面の状態の検査には、フルオレセイン(黄色い染色液)の点眼により眼球表面を染め、スリットランプと呼ばれる顕微鏡を使って調べる方法がよく用いられます。角膜や結膜に傷や凹凸などがあると、その部分が染まって見えます。また、同じ染色液で涙の安定性を測る検査(涙液層破壊時間(BUT)検査)も行われます。瞬きをしないで目を開けたままの状態で、涙の層がどのくらいの時間で壊れるかを、細隙灯顕微鏡で観察・測定する検査です。
いずれの検査も比較的短時間で済み、痛みなどは伴いません。

ドライアイの治療

症状が軽い場合は、潤いを与える点眼薬で緩和させます。人工涙液、ヒアルロン酸製剤(保湿効果があります)、ムチン(粘膜から分泌される粘液の主成分)や水分の分泌を促進する点眼薬、ムチンを産生する点眼薬などが用いられます。
また、涙の出口である涙点に栓(涙点プラグ)をして、涙が鼻涙管から排出されないようにする治療が行われることもあります。

アレルギー性結膜炎 – 当院で行う検査・治療 –

目に侵入したアレルギーの原因となる異物(花粉など)が結膜という粘膜に付き、免疫システムが異常な反応を起こして炎症を招いて痒みや異物感、充血などを生じさせる疾患です。

アレルギー性結膜炎の検査

通常は特に検査を行わず、症状から診断しますが、涙や血液を調べてアレルギーの有無を検査することもあります。

アレルギー性結膜炎の治療法

アレルギー性結膜炎の治療の基本は、薬物療法です。薬物療法の目的は、日常生活に支障が出ないように、かゆみの症状を軽くすることです。
薬物としては、主に抗アレルギー点眼菜(抗ヒスタミン薬、ケミカルメディエータ遊離抑制薬)が用いられます。重症のケースでは、ステロイド点眼薬や免疫抑制点眼薬などを使用する場合があります。

流行性結膜炎

結膜炎とは白目の炎症です。目の充血、めやに、ゴロゴロ感などが代表的な症状です。いろいろな原因で起こりますが、その中でも重症化するのが流行性結膜炎(はやりめ)です。これはウイルス感染によって発症しますが、感染力が強く、一人が感染すると家族全員に染ってしまうことも珍しくありません。

感染予防

流行性結膜炎は症状が強く、感染力も強力で、いったん発症するとある一定期間治らないので、感染を予防することが重要です。手指をよく洗うこと、眼脂や涙のついたものを触らないこと、煮沸できるものは煮沸することなどが一般の家庭でできることです。
当院では院内感染予防のため、流行性結膜炎が疑われる方は診察場所を別にしておりますのでご協力をお願いいたします。

網膜裂孔

様々な原因で網膜に小さな穴が開くことがあり、放置すると網膜剥離の原因になります。突然の飛蚊症(小さな虫や糸くずのようなものが見える)や光視症(稲妻のような光が走って見える)で気づかれることがしばしばです。初期のうちであれば通院でのレーザー治療で済むことも多いので、症状に気づいたら早めに眼科を受診することをお勧めします。

白内障 – 当院で行う検査・治療 –

目の中の水晶体が、加齢などによって白く濁る病気が白内障です。
私たちが目で見ている映像は、目の中の水晶体を通過した光が網膜で像を結んだものです。したがって水晶体が濁り始めると、水晶体で光が散乱するため、物がぼんやりと白く霞んで見えたり、まぶしく感じたりするなどの症状が現れてきます。さらに進行すれば視力は低下し、眼鏡でも矯正できなくなって、日常生活に支障が出てきます。

白内障の検査

水晶体を観察したり(視診)、視力検法で目の見え方に異常が無いかを調べたり、顕微鏡によって水晶体の濁りを検査したりします。

白内障の治療

白内障の程度が軽い場合は、経過観察をします。白内障に対して点眼薬や飲み薬を処方する場合がありますが、これらの薬は白内障の進行をある程度遅らせるためのものであり、濁った水晶体を再び元の透明な状感に戻すことはできません。
日常生活に支障が出るほどに白内障が進行してしまったら、手術による治療を行うのが一般的です。

緑内障 – 当院で行う検査・治療 –

緑内障は、目の奥にある視神経が眼圧によって圧迫・障害され、視野が狭くなったり視力が低下する疾患で、見えない場所(暗点)が出現したり、見える範囲(視野)が狭くなったりします。

緑内障の検査

視力検査や眼圧検査、眼底検査、視野検査などが行われます。

緑内障の治療

まず薬物(点眼薬)で眼圧を下げる治療が行われます。点眼薬には、房水の産生を減らす為と房水の流出を促進させる薬があります。眼圧が下がりにくい場合には、点眼菜を2-3種類併用することもあります。薬でうまく治療できないようなケースでは、レーザー治療や手術によって房水がよく流れるようにすることがあります。

眼瞼けいれん

眼の周りには眼輪筋といって、瞼の開閉に関わる顔面神経系の筋肉があります。眼瞼けいれんは、この両眼の眼輪筋に自分の意志とは関係なく力が入る病気で、中高年(40~70歳代)の女性に多い病気です。(男性の2~3倍)
初期症状は眩しさを感じたり、眼がバチバチすることから始まります。

眼瞼けいれんの治療法

原因不明の病気のため、まだ根本的な治療法は確立されていません。
症状を抑えるために薬物療法を用いることもありますが、現在ではボツリヌス療法が主流となっています。
ボトックス注射(ボツリヌス療法)も可能です。ボトックス注射をする事で、多くの場合、眼瞼痙攣を軽減させる事ができますが、効果は数カ月程で消えてしまうので必要に応じて追加を行います。

加齢黄斑変性症

近年日本でも増えている疾患です。50年前には日本にはあまりなかった疾患ですが急速に患者数が増え、近年では日本における失明原因の第4位になっています。これは高脂肪食といった食事の欧米化に起因するのではという説が有力ですが、喫煙も悪化因子と考えられているので節煙、禁煙を心がけましょう。軽度の場合はサプリメントが進行予防に有効とされていますが、ある程度進行した例では眼内に抗VEGF薬と呼ばれる注射やレーザー治療を行います。注射やレーザーが必要な際は当院では連携病院に紹介の上、治療をお願いしています。

糖尿病網膜症

糖尿病の三大合併症の一つで、腎症、神経障害と並んで挙げられる病気です。働き盛りの年代を襲いがちな糖尿病網膜症は「中途失明」が多く、たいへん厄介です。罹病期間が長いほど発症率も高く、血糖コントロール不良の状態が長期(5~10年ぐらい)にわたると多くの場合、網膜をはじめ目の組織に様々な障害が起こってきます。目に特別な異常を感じられなくても、糖尿病の患者さんは半年~1年ごとに眼科を受診し、専門的な診察を受けてください。
内科的なコントロールが基本ですが、不十分な場合には光凝固治療(レーザー光線)が必要になる事があります。

網膜剥離

網膜裂孔がきっかけとなって網膜が浮き上がってしまうと手術が必要になります。急速に進行することも多く、進行すると視力障害を残すため緊急手術の対象になります。手術が必要な場合は近隣の施設をご紹介しています。

眼瞼内反症

瞼が眼球側に折れ返り、まつ毛が黒目に触れて傷をつけたり炎症を起こしたりする疾患です。瞼の向きは正常なのに、まつ毛だけが一部眼球側に生えてくる睫毛乱生(しょうもうらんせい)という疾患もあります。眼瞼内反症には、先天性と老人性があります。
軽症の場合には点眼薬を使いながら自然治癒を待ちます。
重症の場合には手術が必要になる事もあります。

網膜前膜

網膜の中心部(黄斑部)に薄い膜が形成されることがあります。この膜は網膜に張り付いた状態になっているので厚くなったり縮んだりすることで網膜に皺がよるなどの変形が起きてしまうことがあります。ものがゆがんで見え、視力に影響があるときは膜を剥がす手術が必要になります。当院では連携病院に紹介し、手術を行っていただいております。

色覚異常

色覚異常とは緑、赤、青の区別がつきにくい状態です。先天性の場合が多く、進学や就職時に問題になる事があります。その為、色覚異常の有無や程度を知っている事が重要です。